バイオライン、エピックmiRNAアッセイ各種を発表
シンシナティ, Jan. 11, 2017 (GLOBE NEWSWIRE) — メリディアン・バイオサイエンス社 (Meridian Bioscience, Inc.、NASDAQ:VIVO) の完全所有子会社であるPCR企業、バイオライン (Bioline) は本日、当初は個別のマイクロRNA (miRNA) の研究のために開発されたエピックmiRNAセレクト・アッセイ (EPIK™ miRNA Select Assay) の拡大を発表した。バイオラインは、MiRXESとの協力により800エピック™ miRNAセレクト・アッセイを2016年3月にリリースしたが、今回はmiRBaseのリリース21に記載されている全生物を網羅するよう拡大され、27,000のmiRNAアッセイが対象になった。最近の試験では、組織や細胞から放出される個別のmiRNA分子の臨床的価値が引き続き認められている。個別miRNA分子の発現は特定の疾患に関連しているため、ヒトおよびその他の生物における疾患の早期診断、予後判定、治療のモニタリングのために有望なバイオマーカー候補である。
各アッセイは、同社独自の熱力学ベースのアルゴリズムを駆使してMiRXESによってコンピュータで設計され、miRNA特有の逆転写酵素プライマーおよび半入れ子構造のリアルタイムPCRプライマーを含み、バイオラインの逆転写酵素センシスマート (SensiSMART™) (SYBR®1グリーン付属) および最適化の進んだ緩衝剤が使用されている。その結果のアッセイでは、極めて低量のmiRNAでも極めて高い特定性で検出することが可能であり、関係性の深いmiRNAシークエンスとも区別することができる。
バイオラインの社長マルコ・カルツァヴァーラ (Marco Calzavara) 氏は「エピックmiRNAセレクト・アッセイの拡大を発表できることを、たいへん嬉しく思っております。高品質miRNAアッセイのポートフォリオを拡大することで、miRNAの発現プロファイリング、定量化、バイオマーカー発見のために、より多くの研究者のお役に立つことができます」と述べている。
社長兼最高商務責任者 (President, Chief Commercial Officer) リチャード・L・エバリー (Richard L.Eberly) 氏は「エピックmiRNAセレクト・アッセイの全ラインのリリースおよびその性能強化は、当社のポートフォリオで重要な追加項目になっています。ライフサイエンス関係のより多くのお客様が、ヒトおよびその他の生物で、正確な非侵襲性分子診断アッセイを作り出すことができるようになり、この極めて有用なリサーチツールの柔軟性をより強化しています」と述べている。
Meridian Bioscience, Inc. (メリディアン・バイオサイエンス社) について
メリディアンは、多様な革新的診断テストキット、希少試薬、特殊バイオ製品およびコンポーネントの開発、製造、マーケティング、販売に携わる完全統合型ライフサイエンス会社である。同社の診断検査は、多様な方法を駆使して、感染症、鉛中毒などのよくある疾患の早期診断と治療のために、高精度、単純性、スピードを実現している。メリディアンの診断用製品は人体外で使用する製品であり、専門的装置はほとんど必要ないか、または全く不要である。同社の診断用製品は患者の心身の健康を強化し、同時に医療の合計結果コストを削減するよう設計されている。メリディアンは消化器系・呼吸器系上部の感染症および血中鉛濃度の診断分野で強力な市場地位を確保している。さらに、メリディアンは、ライフサイエンスおよび農業バイオ業界に携わる研究機関や、診断用製品の製造用コンポーネントとして企業などに、希少試薬や特殊バイオ製品、コンポーネントを供給している。同社は世界中70ヶ国以上の病院、基準検査機関、リサーチセンター、診断用製品メーカー、農業バイオ企業にもその製品、テクノロジーを販売している。同社の株式はナスダックのグローバル・セレクト・マーケットでシンボル「VIVO」で取引されている。メリディアンのウェブサイトは以下のとおりである。www.meridianbioscience.com
追加情報:
バイオラインについて詳しくは、https://www.bioline.comを参照のこと。
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1 SYBRはThermo Fisher Scientificの登録商標である。