メリディアン、NGSおよびPCRアプリケーション向けの確実な増幅を実現する新しいハイフィデリティ・ポリメラーゼを公開
シンシナティ発, Jan. 24, 2020 (GLOBE NEWSWIRE) — メリディアン・バイオサイエンス (Meridian Bioscience, Inc.、NASDAQ: VIVO) は本日、High-Specificity Pfu HS Mixを発表した。これはハイフィデリティ増幅を実現するだけでなく、コンパニオン診断 (CDx) や臨床試験にも役立つ市場トップレベルの増幅を提供する。
ハイフィデリティ増幅は、その成果がDNA配列の正しさに依存する、次世代シーケンシング (NGS)、クローニング、ジェノタイピングなどのアプリケーションにとって不可欠な要素である。しかし、こうした増幅は、多様なタイプのシーケンスを均等に増幅できないDNAポリメラーゼや、サンプルに阻害剤が含まれている場合、悪影響を受ける可能性がある。
メリディアン・バイオサイエンスのライフサイエンス部門では、こうした課題に対応するため、阻害剤耐性、多重および低GCバイアスに対する最先端の属性を備えた、ハイフィデリティ増幅ソリューションとしてHigh-Specificity Pfu HS Mixを開発した。これは臨床市場におけるNGSテクノロジーにとって完璧なツールであり、とりわけ遺伝子検査や癌のスクリーニング (腫瘍または変異プロファイリングの開発パネルなど) において効果を発揮する。
ライフサイエンス部門のエグゼクティブ・バイス・プレジデントであるローデス・ヴェルトツィエン (Lourdes Weltzien) 博士は、次のように述べている。「ハイフィデリティ・ポリメラーゼは、GCリッチまたは阻害剤リッチなDNAのPCR増幅における困難さの影響を受けてきました。High-Specificity Pfu HS Mixはこうした制限を劇的に減少させ、お客様の試験能力を向上します。」
メリディアンの研究開発部門シニアディレクターであるフローレント・チャンピーヒン (Florent Chang-Pi-Hin) 博士は、次のように述べている。「NGSベースの臨床分析では、GC含量に関係なくサンプルのすべてのDNA領域を解析できることが不可欠です。当社の酵素およびバッファーシステムの専門性を利用するHigh-Specificity Pfu HS Mixは、こうした目標を達成するために設計されています。ターゲットエンリッチメントからライブラリー増幅まで、同製品はより良いNGSデータとより正確な結果をもたらします。」
メリディアン・バイオサイエンスについて
メリディアン (Meridian) は、多様かつ革新的な診断用製品の開発、製造、マーケティング、販売に携わる完全統合型ライフサイエンス企業である。発見から診断まで、生存の可能性に影響を及ぼす判断を、迅速、正確、簡単に提供する優れたソリューションの開発および提供に取り組んでいる。同社は、発見および開発に関して、人、動物、植物、環境アプリケーション向けの免疫学および分子レベルの試験で使用される重要なライフサイエンス関連の原材料を提供する。また、診断に関しては、消化器系や上部呼吸器系の感染症および血中鉛濃度の診断試験といった分野の診断ソリューションを提供する。 また、世界の70か国以上の病院、基準試験所、研究センター、獣医検査センター、診療所、診断機器メーカー、バイオテック企業と提携し、提携先にソリューションを提供している。
メリディアンの株式はナスダックのグローバル・セレクト・マーケット (NASDAQ Global Select Market) でシンボル「VIVO」で取引されている。同社のWebサイトはwww.meridianbioscience.comを閲覧されたい。
問い合わせ先:
ジャック・ケニー (Jack Kenny)
最高経営責任者
メリディアン・バイオサイエンス
電話: 513.271.3700
メール: mbi@meridianbioscience.com