バイオライン、新しいJetSeq™ DNAライブラリー調製キットを発売
シンシナティ発, Feb. 10, 2017 (GLOBE NEWSWIRE) — メリディアン･バイオサイエンス (Meridian Bioscience, Inc.、NASDAQ: VIVO) の完全所有子会社であるPCR企業、バイオライン (Bioline) は本日、次世代シーケンシング (NGS) サンプル調製用のJetSeq™ DNAライブラリー調製ポートフォリオの拡張を発表した。
オックスフォード･ジーン･テクノロジー (Oxford Gene Technology、OGT) との協力によって開発された新しいJetSeq™ DNAライブラリー調製キットは、最適化済みのバッファを使用して最大限の反応効率と最高の変換率を実現し、イルミナ (Illumina) の次世代シーケンサー用にNGSシーケンシングに対応し、アダプターライゲーションを行った最高品質のDNAの調製が可能になる。エンドリペアとAテーリングを組み合わせ、顧客が提供するアダプターの直接ライゲーションを行うことにより、クリーンアップ手順とハンズオンタイムが短縮され、イールドおよびシーケンシング用ライブラリーの品質が大幅に改善し、DNAの必要量が削減される。新しいキットは少量の出発原料でPCR増幅用ポリメラーゼ付き、または出発原料に制限がない場合のためのPCR無しのキットが選択できる。
バイオラインの社長マルコ･カルザヴァラ (Marco Calzavara) は次のように述べている。「新しいJetSeq™ DNAライブラリー調製キットは、一年程前に発売したJetSeq™キットを補足するもので、バイオラインによるNGS分野への進出をさらに進めることになります。このキットは、この急速に展開中の分野において、極めて効率の良い酵素とバッファフォーミュラ生成についての当社の広範囲にわたる知識に基づいており、ライブラリー調製に対してより多くの選択肢をお客様にお届けし、お客様が極めて難しいサンプルでも自信を持って取り組めるようにしています」
社長兼最高商務責任者、リチャード･L･エバリー (Richard L. Eberly) は次のように述べている。「新しいJetSeq™ DNAライブラリー調製キットの発売について、大変嬉しく思っています。これにより、ポートフォリオが強化され、ライフサイエンス分野のお客様により多様な選択肢を提供できるようになります。さらにより迅速に調製が可能になり、結果が出るまでの時間を短縮し、処理能力を拡大できます。JetSeq™ファミリーの開発は、バイオラインによる継続した製品開発･拡大に対するコミットメントだけでなく、より多くの高品質試薬をお客様にお届けするというコミットメントも実証しています」
メリディアン･バイオサイエンス (Meridian Bioscience, Inc.) について
メリディアンは、多様な革新的診断テスト･キット、希少試薬、特殊バイオ製品、コンポーネントの開発、製造、マーケティング、販売に携わる完全統合型ライフサイエンス企業である。同社の診断検査は、多様な方法を駆使して感染症、鉛中毒などのよくある疾患の早期診断と治療のために、高精度、単純性、スピードを実現している。メリディアンの診断用製品は人体外で使用する製品であり、専門的装置はほとんど必要ないか、または全く不要である。同社の診断用製品は患者の心身の健康を強化し、同時に医療の合計結果コストを削減するよう設計されている。同社では消化器系･呼吸器系上部の感染症および血中鉛濃度の診断分野で強力な市場地位を確保している。さらに、研究に携わるライフサイエンスおよび農業バイオ業界の機関や、診断用製品の製造用コンポーネントとして、企業などに希少試薬や特殊バイオ製品、コンポーネントを供給している。同社は世界中70ヶ国以上の病院、基準検査機関、リサーチセンター、診断用製品メーカー、農業バイオ企業にもその製品とテクノロジーを販売している。同社の株式はナスダックのグローバル･セレクト･マーケットでシンボル「VIVO」で取引されている。メリディアンのウェブサイトは以下のとおりである。www.meridianbioscience.com
追加情報：
バイオライン (Bioline) について詳しくは、https://www.bioline.comを参照のこと。